ゲシュタルト療法＆フォーカシング

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あなたは、どのように呼吸をしているか気づいていますか。

あなたは、あなたのからだのどこに力が入っているか気づいていますか。

あなたは、子供の表情やしぐさに気がついていますか。

あなたは聞こえる音に気づいていますか。

どのようなことに戸惑いや生き辛さを感じているのでしょうか。

それとも、あなたの人生は幸せに満ち溢れているのでしょうか。

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わたしたちはこのように気づいていないことが多いのです。

ゲシュタルト療法は気づきの療法と言われています。ゲシュタルト療法は、精神科医のフレデリック・S・パールズらが開発した、人間成長を促す心理療法です。「今ここ」で起きていることに気づくことで、“自分らしさを取り戻すこと”を目指します。「今ここでの気づきを体験すること」で自分を知り、自分らしくいきいきと生きて行くようになります。

フォーカシングは、ユージン・ジェンドリンが生み出した、まだ言葉にならない心の実感に触れ、私たちが本来持っている体の知恵を大切にするアプローチです。カウンセリングの基盤となる心と体に寄り添うことの温かさと力強さを知り、聴く力を育てます。さらに“自分を大切にするセルフケア”としても役立ちます。わたしたち人間は本来、自分を癒すパワーを持っています。それは、傷が自然と治癒していくように、わたしたちの心にもその機能が備わっているのです。その本来の自分自身に気づき、再生していくことをサポートするのがゲシュタルト療法、フォーカシングの凄さです。あまりにも即効的に効果が現れるため、参加者の方から..."何が起こったんだろう"..."魔法にかかったようだ"...と言うコメントをよくいただきます。しかし、それは魔法でもなければ、手品の仕掛けでもありません。それは起こるべくして起こったことなのです。

ゲシュタルト療法、フォーカシングでは、からだの感覚、感情や気持ちへの「今ここ」での気づきを大切にします。気づくこと、ただそれだけでわたしたちは生き生きとした"わたしの人生"を取り戻し、再生することができます。

本当にそのことに気づくだけでわたしは変われるの？と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。しかし、考えてみてください...

わたしたちが日常でいかに気づいていないことが多いかを...

例えば、わたしたちが呼吸に注意を向けたとき...

"どのように呼吸をしているか"に気づいて初めて、わたしたちは呼吸が体に入っていないことに気づきます。そして、その気づきはより深い呼吸への架け橋となるのです。

ゲシュタルト療法、フォーカシング、フォーカシング指向心理療法はそのためのサポートができる心理療法です。